キンメダイ アカムツ仕掛







仕掛けの概要


私の愛用している仕掛けは、ごく一般的なシステムである。そして、基本的には深場も中深場も変わらない。

とは言うものの、状況にあわせて針数や針のサイズを変えている。キンメダイは宙に浮いてることが多く、タナも一定していない。針数=釣れる確立、と言う意味合いから、少なくとも10本〜20本のムツ針で望む。

アカムツは底の方を中心に狙う。針数は3本〜7本程度。

アコウダイやユメカサゴは邪魔なので、極力釣れないように、捨糸を調整するが、なかなか思うようにいかず、食ってしまう

仕掛けを投入後、オモリが底に着いたと同時に、速攻で糸ふけをとる。糸ふけをとる際には、ミヤマエのリールであれば「瞬動スイッチ」がついてるので便利。

基本的に棚トントンにてアタリを待つ。上潮早く(2枚潮)ラインをいくら出しても底が取れないときは、細いPEで望むのが有効である。しかし、遊漁船の場合だと、オマツリ時に途中で切れてしまう恐れがある。

ランプ類は状況にあわせてセットする。トウジンやカラスザメなどの外道が多いときはすぐに外す。

餌は主にイカの短冊を使う。種類はスルメイカの他にヒイカやヤリイカがあるが、臭いがあり、集魚性に優れているだけではなく、コストパフォーマンス、入手のし易さを考えてもスルメイカが一番いいと思われる。

魚類の切り身を使う場合、切り方や餌のつけ方を工夫しないと、ハリがクルクル回り、手前マツリをしでかす。




治具 餌つけ
仕掛け巻き(治具)

長いドウツキ仕掛を、絡まずスムーズに投入するには、このような治具が必要になります。
 




針数が多い仕掛けの場合、餌を付けるのに時間がかかります。予めセットしておくと、スムーズに投入できます。
 
ヨリトリ、リング、フラッシュライト ヨリトリリング2
ヨリトリ&リング

ヨリをとる為のものと、仕掛け回収をスムーズに行う為のリングです。狙う魚によってはフラッシュライトを取り付けます。


ヨリトリ&リング2

リングは仕掛けを回収した後に、リールのハンドルに掛けておくことが出来ます。こうしておくと、魚を取り込む際に、慌てなくて済みます。
ヨリトリリング3 オモリ
ヨリトリ&リング3

市販のものは高価で、ロストすると痛手を食らうので、ホームセンターに置いてある、ステンレスリングで代用出来ます。

オモリ

潮の早い外洋は2Kgの鉄筋を使用します。鉄は根おこしした後、イオン化し解けてしまうので、環境にやさしいのです。

皮手&指サック チェーン
皮手&指サック

深場の仕掛けの回収を、一日中やってると、幹糸が指に食い込みます。皮手やサックをはめてれば痛くないです。
チェーン

深場には縄切と呼ばれる歯の鋭い魚が沢山存在します。仕掛けを持ってかれないように、ステンレスのチェーンを装着します。
小物類 ドウツキ仕掛け
小物類

小分けして、タッパに入れています。便利で錆びにくいです。
ドウツキ仕掛け

一度に沢山の針を有するドウツキ仕掛けを、作るのに時間がかかります。針、ハリス、幹糸は寸法を決めて、漁具屋で作ってもらっています。














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