キンメダイ
水深250M〜600Mに生息。夜から朝方にかけて、餌を求めて浅い水域へと移動する。少し前に水銀の問題で話題になったが、長生きすることで有名な魚である。
潮には非常に敏感な魚で、いつも同じ漁場で釣れると思ったら大間違い、居ても全く口を使わないときがある。
胴つき仕掛けの上の針にかかると、アタリが強烈に現れる。リール巻上げ途中に、何度もガクガクと竿先が踊り、深場釣りの中で最も魅力的なターゲットだ。
煮付け、刺身、塩焼き、干物が美味しいのはご承知の通りである。 |
アカムツ
最近では「のどぐろ」と言った方が通る魚。だが、この辺のスーパーではドンコやユメカサゴのことを「のどぐろ」と呼んでいる。
水深150〜350Mが生息域。根漁でなないが、湾内で同じ所を狙いすぎると、枯れてしまう傾向にある。この為、大型の固体にはなかなかお目にかかれない。
水圧の変化にめっぽう強く、リール巻上げ途中に、何度も必死にもがく。その上、口の弱い魚であるため、ライトタックルであれば、針がかりした後、手持ちで望みたい。
30センチ以上の固体は全てメスである。と聞いたことがある。実際、私もそう思っている。
脂ののり方は、固体によって当たり、外れはあるものの、平均して美味しい魚で、なんの料理にしてもいける。 |